ごきげんよう。
桜餅こと、桜田餅子です。
3回筆記を受けてやっと実技試験に進めた保育士試験。
実技は言語と造形を選択しました。
▼言語の準備内容はこんな感じ。
で、造形。
個人的に絵を描くのは好きで、苦手意識は特になし。
決して得意ではないけれど、まぁ描けないことは無いだろ。くらいの状態の人間です。
造形を選択する人って、意外と絵が得意な人多いんじゃないでしょうか?どうでしょう。
正直、練習せずに一発試験でも良かったんですが、流石にナァ・・・;と思い、ちょっとだけ準備しました。
結果、準備しておいて良かった!
なので、本記事では『絵にはまぁまぁ自信がある』人が最低限やっておいた方が良いと思った準備内容や、練習・本番を通して発見したことを書きます!
結論からいうと以下の3点です!!!
・園庭/保育室の背景を確定しておいた方がいい!
・保育士1名/子供3名はキャラデザ確定しておいた方がいい!
・色塗りにかかる時間を知っておいた方がいい!それによって自分なりのタッチをみつけておいたほうがいい!
練習の時系列にそって発見の経緯を詳しく述べます。
長くなったので今日は初めての練習と、それを受けて修正したことをば。
- 練習第一回目。園庭で砂遊び。
- 色塗り時間かかる問題&縁取り微妙問題⇒薄い色を塗り重ねながら主線も描く
- こどもと大人の書き分け出来ない問題⇒顔パーツ配置で表現する
- 手足まっすぐだとたどたどしい?構図考えるのにも時間かかる。⇒手足曲げる!台詞から構図を考える!
- 細かい事決めるのに時間かかる問題⇒園庭もキャラもこれで確定。人物は園児3名・保育士1名!
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練習第一回目。園庭で砂遊び。
既定の45分でまずは一通り書いてみました。お題は適当に、未だに課題になっていない「砂遊び」にしました。園児2/保育士1という設定にしてみました。
※本番は、「試験はじめ」の合図で問題用紙をめくれて、そこで初めてお題と対面する形式です!
オール色鉛筆で描くので、下書き&ペン入れとかはできません。
よってオレンジ色の色鉛筆で軽くアタリ程度に下書きします。
尚、解答用紙と別にドデカイ問題用紙が配布されるので、その紙にラフを書くことが可能です。
ラフ5分⇒ラフを見ながらオレンジ色でアタリ10分⇒色塗り25分⇒仕上げ5分
というスケジュールで描きました。
やってみての発見
・意外と色塗りに時間がかかったけど、時間が足りないことは無い。
・全体的に薄い、画面が締まらない。
・画面が締まらなくなったので最後に輪郭線をなぞってみたけど、微妙。
・子供と大人の書き分けができていない。
・手足まっすぐだとたどたどしい?構図考えるのにも時間かかる。
・背景と服のデザインや色を考えるのに時間がかかった。
一回の練習で結構発見がありました!描いてみて良かった・・・。
では発見に対する改善策を・・・。
色塗り時間かかる問題&縁取り微妙問題⇒薄い色を塗り重ねながら主線も描く
私は、はみださない様にすると薄くなるし時間もかかる傾向がありました。
そこで薄い色から、はみだしまくって塗りつつ、濃淡で輪郭を表現することにしました。
油絵みたいに塗り重ねていくイメージです。その方が画面も明るくなる!
肌色とかピンク色とか、はみだしてても輪郭をちゃんと描いていれば全然大丈夫。
アタリを参考に、色鉛筆で塗りながら線を描いていくほうが向いていました。
よって下書きなんてあってないようなもんです。下書き時間も省略できます。あと、仕上げの縁取り時間も無くなったのでそれも省略できる。
こんなかんじです・・・・。
こどもと大人の書き分け出来ない問題⇒顔パーツ配置で表現する
子どもと大人の違いは、これです。
・年齢を重ねるほど頭身が増える。
・年齢を重ねるほど目が小さくなり、顔が細くなり、目の配置が上になる。
これを意識すると、園児の年齢設定にも自由自在に対応できる!
改めて確認し、大人はちゃんと「大人の顔」にするようにしました。
手足まっすぐだとたどたどしい?構図考えるのにも時間かかる。⇒手足曲げる!台詞から構図を考える!
手足がまっすぐだと手抜き感がでるしデッサンの狂いがばれやすいな・・・と感じました。腕の短さとか、目立ちやすくばれやすい気がする。
よって、手足ピーンのポーズは出来る限り辞めようと心に誓いました。
また、構図は悩むところですが、とにかくイキイキと動きが分かること。それを表現するには漫画のように心の中で台詞をつけることです。
なので私は台詞から構図を考えることにしました。
ちなみにこの絵はこのようになっています。
保育士「うわ~男くん!上手にトンネルできたねぇ」
男「へへへ・・・!もっと進化させるぞ!」
女「お水持ってきたから流してみようよ~」
細かい事決めるのに時間かかる問題⇒園庭もキャラもこれで確定。人物は園児3名・保育士1名!
「園庭の遊具は何にしよっかな~」「この子の服は何色にしよっかな~」と考える時間が勿体なさすぎるので、練習で描いたキャラはそのまま本番でも使うことにしました。人物の表情、デザイン、色まで全部!これをやっておくだけでもかなり時短になります。
なんなら性格も決めておけば、上述の「セリフから構図を考える」が思いつきやすく、ラフの段階から時短になります!
背景は薄い色になりがちなので、赤・ピンク・青・緑など原色を人物に使うことで画面にアクセントができるし、人物が浮き立つと感じました。
背景についても、室外パターン/室内パターンの背景だけでも一度描いてみて決めておくとよいと思いました。遊具や室内の壁にあるものを一度描いているだけでだいぶ違います。
で!!ここで私後悔していることが・・・。
練習では保育士1名/園児2名の設定でしか練習していなかったんですよ・・・。
ですが過去問をみると、大体園児3名以上なんですよね・・・。
練習の設定は園児3名にしておいたほうがいいです!!
案の定、本番は園児3名お題で、「三つ編みの不思議系女子」というキャラクターを即席でつくるハメになりました。
ちーん。
保育士は1名の場合が多いみたいだけど、別バージョンのデザインも1体決めておいた方が安心かもしれません。これで保育士も2名だったら大パニックだったぜ・・・。
***
この第一回の練習を受けて、次の練習では室内の様子を描いてみました。
次回は室内を書いてみての感想とかまとめられればいいなぁと思ってます。
どんとはれ!!
▼保育士試験関連の記事はこちらにまとめてます。
言語の方はちゃんと練習していきました!
筆記は3回も受けたけど、「コツ」で解ける問題も多くありました。
3回も受験したのは児童家庭福祉のせいです・・・。攻略してやったぜ!
www.clayhand.online