ごきげんよう。
桜餅こと、桜田餅子です。
一年生で進学校生活の洗礼を浴び、
二年生でそこそこ慣れてきて中だるみ。
いよいよ3年生、受験生です!
- 毎週模試!!
- いざオープンキャンパスへ
- AO、推薦合格者が出てくる
- 私のタイムスケジュール
- 先生フル活用
- センター試験当日/二次試験まで
- 二次試験受験へ
- そしていよいよ二次試験当日。
- やっと勉強した3年生
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毎週模試!!
模試!模試!模試模試!!
模試受けて、復習して、いつのなのかもはや分からない結果出て、いつ受けたか忘れた模試の回答解説集でまた復習の日々。
主に進研模試と駿大模試と河合模試。
志望していた大学では二次試験が小論だったので、マークの進研模試に個人的には力いれてました。
私が通ってた学校では、あまり学年全体の平均点とか言及されなかった記憶。
学校によっては「○○県の○○高校に負けました」みたいな「だからどーした?」という報告があったりしますよね(大学の同級生に聞いた)。
ちなみに模試のお金は半期ごとの集金だった。
欠席した模試分は返金される形式。
これを利用して、模試休んで返金されたお金を自分のお小遣いにしてる人とかいました。なんて親不孝なんだ。
いざオープンキャンパスへ
地方にいる高校生が初めて新幹線に一人で乗って、大学を見てくる、この高揚感がお分かりだろうか?
切符とって、順路確認して・・・めちゃくちゃワクワクしたなぁ。
新幹線の窓からずーっと外見てた。
車内販売のじゃがりこを食べながら(テンションの高さ!)。
遠いし、お金かかるし、どーせ第一志望は決まってるし・・・でオープンキャンパスに行けない/行かない同級生も周りには沢山いたんだけど、無理してでも行った方が良いと思った。
・モチベーションが沸く
冬頃の孤独な勉強時間や、いざ出願する時など、めげそうになった時に(あそこに行くんだ・・・)って頭に浮かぶビジュアルが具体的!
その場の匂いも、感じた気持ちも、思い出せる!!で、頑張れる!
実際に一度行ってみることで、通う自分の姿をリアルに想像できるようになると思いました。自分の携帯で講義棟の写真を撮るのだ!!
・教授陣に会える
二次試験を課して採点している教授陣に実際に会えるのはかなり貴重だと思います。
思考回路がちょっとでも読めれば、回答を寄せていくこともできるし、出題を予想できるようになる!
特に私の場合二次試験が小論文だったのでその面はかなり大きかったように思います。
不登校についてどう考えているか、あの社会問題についてどう考えているか・・・言葉の端々に思想が現れがち。
・大学で勉強する内容が分かる
学科名だけ見ても、実際なにを勉強するんですか!?みたいな学科って多い。
オープンキャンパスに行くと、学科の説明も聞けるし、ちょっとした模擬授業もあってかなり分かる。
「あぁ、こういうことを勉強するのか!!」ってオープンキャンパスに行って初めて理解しました。学科名でただイメージするのとは全然違う。
ここで「もっと知りたいなぁ」と思えたら、そのままモチベーションへと昇華もできます。
気になる学科を数件ハシゴして、センター実力以上だった時に出願する学科、普通にできた時に出願する学科、と出願基準もできました。
どちらの学科の模擬授業も興味深くて、どっちになっても楽しそうだなぁと思えた。
ゆえにセンター後に悩むことは無かったかも。(ちなみにセンター大失敗パターンは地元から通える教育大にする予定だった)
・二次試験会場の下見になる
地方の受験生こそオープンキャンパスだと思う最大の理由がコレ!!
二次試験会場の下見になる!
初めての場所で試験を受けるのって絶対緊張する。
試験の事だけ考えたいのに
(初新幹線フゥ~ッ!)(この路線でちゃんと着くかな)(あの建物はなんだろう)(広!私の会場はどれ!?)(教室ってこんな感じなのか・・・)(時計ないじゃん!)
とかイチイチイチイチ思ってられない!!!!!
オープンキャンパスで一度訪れていたので、「帰ってきたぞ~い」くらいの気持ちで受けられました。
暖房が無い教室、時計が無い教室があるのも承知。
建物がどんな構造になってるかも大体承知。超リラックスできました。
不動の第一希望がある人にこそ、オープンキャンパスで深く知るのをお勧めしたい。
AO、推薦合格者が出てくる
6~8月頃?かなり少ない難関私立第一志望の人達が推薦合格し始めました。
感想としては「金持ちなんだな。」以上!
国立絶対主義に脳が侵されているので「凄いな~」とか「受験終わって羨まし~」とか無かった・・・。
あとから聞いた話では早めに合格した人はテンションをあげないように強めに指導があったよう。模試も、センターも、みんなと同じように受けていらっしゃいました。
私のタイムスケジュール
いよいよちゃんとやらないと後悔する、ということで勉強時間を増やしました。
でも、毎日、とにかく眠い!なんであんなに眠かったんだろ?
ということでこんなスケジュールでした
16:00~19:00 学校で友達と問題出し合ったり、先生に分かんないとこ聞いたりする勉強
20:00 夜ご飯
21:00~1:00 睡眠
1:00~4:00 勉強
4:00 朝風呂
4:30~7:00 睡眠(起こしてほしい時間をメモにして食卓に残しておく)
超絶不健康!
でも夜中は家の中も静かで、深夜ラジオも楽しくて(バナナマンのやつとか聞いてた。番組名も忘れてしまったな)なかなか良い環境でした!
一度寝てるから頭もスッキリ!!
あと似たようなスケジュールで勉強している友達も結構いて、息抜きにメールやりとりする相手も豊富だった。
で、1:00によく起きれるな!って話ですけど、普通に
母に起こしてもらってました。やば。
当時祖母を自宅介護していて、夜中にオムツ替えする必要があったんですよね。
ついでに私も起こしてもらっていたという訳です。
母も似たような感じで家事いったん放棄していったん寝て、起きて、子供達起こして、オムツ換えて皿洗いして、また寝てました。
そして同じ高校に通う弟が、例のごとく7:00から始まる0時間目にでなくては行けない赤点人間だったので5:00に起きるという・・・。
おかん・・・やば・・・辛すぎね?
先生フル活用
先生ってすごい。分かんないところなんでも教えてくれる。無料で!!
これは煽りでもなんでもなく普通に疑問なんですが、なんでお金だしてわざわざ塾に行って『塾の先生』に質問するんだろ?
無料で何でも教えてくれる親身な人間が学校にいるじゃん!
あれか、都会の学校は生徒の数が多すぎて先生がつかまらないのかな?
こっちが分かるまでありとあらゆる解説をしてくれて本当にありがたかったなぁ。
職員室前廊下に『先生に質問したい人の勉強スペース』ずらーっと用意されてたりもしました。(でも廊下なのでクソ寒い。)
特に数学の証明、英語&国語の長文、小論文は先生に添削してもらわないと自主学習とか無理!!
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センター試験当日/二次試験まで
例のごとく、学校から乗り合いバスで会場の大学まで向かいます。遠足みたいで楽しかったなぁ。
社会系科目は私は倫理/日本史だったのですが、政経/現代社会のコマもあって、先生が一応受けておけ~って言って受けたような記憶があります。
本命科目じゃなくてフラッと受けてみた方が点数が高くて助けられた友人もいた・・・ような。
なんかそんな制度ありましたよね?曖昧。
空き時間にたった60分直前勉強するくらいなら受けてみるといいかもしれません・・・ね?
あとは・・・
たしか英語のリスニングがmyイヤフォンになって初めての年でした。
イヤフォン、持って帰ってしばらく使うよね(苦学生あるある。1年くらい音楽聞くのに使ってた笑)。
数学が超絶できなくて「これはきっと出題にミスがあるに違いない」と思って、問題訂正に試験官が回ってくるのを待ってみたりもしましたが、普通にムズイだけでした^^
センターで大きくコケなかったので(数学の悪さは織り込み済みだぜ!)、当初の予定どおりの大学に前期後期ぶち抜きで出願しました。
そしてこの瞬間、脳内からセンターの記憶を完全に飛ばしました。
「ぜんぶ忘れていいッッ!!」と思った時の開放感、やばかった。
デリート能力が優秀すぎて、いまだに記憶が戻ってきません。付け焼刃だった。
でもいいんだ付け焼刃で・・・。センターってなんか最近色々言われてますが、
・物事の記憶の仕方を身に付けられたか
・最低限の知識を期間内に体系づけて覚えられたか
・勉強の仕方を身に付けられたか
・集中できるか、ケアレスみすしないか、マークミスしないか
・制限時間をどう使うか戦略をたてられたか
・大事な日まできちんと体調管理できるか
とかそういう事をはかるテストなんだと思います。
それ以外の、「きちんと文章にできるか?」「自分なりの考えを持っているか?」「知識をどう使うか?」とかは各大学が二次試験でやればいいこと。
私が志望大学に出願した理由のひとつ『二次試験小論文』は、
記述試験受けなくていい!センターで勉強が終わる!!
と思ったのもあるけど、
『最低限の知識があればOK,あとは自分の考えを論じられるかをみるぜ!これから学ぶ内容を理解しているかも含めて見るぜ!』
という意気込み(?)を感じられたのもあって、それに共感したというのもあります。
各大学二次試験の問題に思想・取りたい生徒のタイプがかなり透けて見えるので赤本見ると結構面白いです。
二次試験過去問と相性が良かったら、きっと通いやすい!(教授との相性がいい!)と思う。。
二次試験受験へ
センター後の学校は二次試験の教科別に教室に分かれて、教科の先生から講習を受ける形でした。
小論受験者は小さい教室に集まって、ひたすら書くだけ。
一人一人に全学年の国語教員がランダムで充てられて、毎度添削してもらえました。
今思うと、この教室内でお互いに読み合ったりしたら絶対いい勉強になったよな。なんでやらなかったんだろ。謎。
センター終わると急に個人戦になりがちである。
あ、あと併願私立ですが。センター利用試験で受けました。
実際に行く交通費が無いから。
あとセンター利用は得点てきた科目だけ組み合わせて出願したりできるので、私のように数学が破滅的に出来なかったりしても上手い事いきます。
で、受かったんですが、入学資格を国公立合格発表まで維持するのに20万とかかかるんですよね・・・。20万・・・でかい。でかすぎる。
国公立受かったらドブに捨てたことになるお金。
国公立・・・受からないかな・・・受からない・・・か?いける?よね??
安心材料に20万はでかすぎよね?そして実際私立行ったら、、、私楽しめるのか?
金持ち集団(偏見)に入って、価値観違っちゃわないかな???
などとグルグル思い・・・なんと!20万をケチりました!!
合格資格の放棄。いや・・・なんで受けた!?マジでなんで受けた!?
でも、「○○大に入れる実力はあったんだ」という事実は残ったので、一応その自信を手に入れるために受けた、という事にしておこう。
保険じゃない、腕試しをしたんだ。うんうん。
ちなみに周りに似たようなことした人結構いました。地方の高校生、お金なさすぎ。
そして国公立絶対視しすぎである。
そしていよいよ二次試験当日。
なんとびっくり猛吹雪!!新幹線も指定席とかいう概念が崩壊してました。
幸運なことに座れて、でも途中で新幹線が倒木で立ち往生して、東京につくまでめっちゃ時間かかりました。
よく考えれば不安なはずなのに、またもや東京ハイになっていた私はそれすらもワクワクしていた。能天気。
今思えば運休になったりしなくて本当に良かった。流石に運休したらどうしたらいいのか全く分からん。
運休とか想像もせず、のほほんと「時間かかってもいつかつくんでしょ~」って思ってた。田舎人マインドである。
車内で暇なので、今年のニュースを集めた的な小論対策本をひたすら読んでました。
▼今でもあった!こういうの!
母校から受験する人が多い大学は、やっぱり例のごとく高速バスが乗り合いバス化してたみたいなので情報共有や不安共有がしやすくて良かったらしい。
私は完全ひとりだったので超孤独でした。
でも楽しかった!
なんていったって初・ひとりホテル!!
到着したのはかなり深夜近くになってしまいましたが、すっごくテンション上がったなぁ。
ホテルの近くに『AM・PM』があって目茶苦茶恥ずかしいんですが
「都会の!!コンビニだぁーーっ!本売ってる!なんだこれ!!」
って超興奮しました。
カップ麺を買って、ホテルの湯沸かし器を使うのすら初めてでテンションがあがり。
初AM・PMで興奮しすぎて割り箸をもらうのを忘れ、ホテルの歯ブラシの柄を駆使して食べたのを今でも覚えています。私らしいエピソードだ・・・。
かなり虚しくて可笑しくて、速攻当時運営してたブログに記事書いたわ。(勉強しろ)
一度行った場所なので当日は遅刻もせず、落ち着いて受験を完了できました。
よかったよかった。
で、帰ろうと思って校門をくぐったら・・・・
超!!びっくりしたんですが、お迎えの保護者がめっちゃいたんですよ!!
地方の高校だからなのか(?)、受験に親と行くなんて発想もしてなくて(みんな一人で行ってたし)、本当に驚いた。新幹線が止まった時より驚いた。
過保護!これから教員になろうとしてるのに大丈夫か?とか思った。
でもまぁ、落ち着いて考えると、飛行機で来た人もいただろうし。
このままの足でアパート探しをする人もいただろうし。
全然親と来る理由ありますよね。当時はそういうの全然想像できなかったな・・・。
やっと勉強した3年生
3年生編は地方進学校あるある、というか一般化された大学受験の話みたいになっちゃいました。
勉強は大変といえば大変だったけど、毎日会う気の合う友人と一緒に取り組むアトラクションみたいな感覚でした。楽しい3年間だった!
受験プレッシャーで言ったら高校入試の時の方がやばかったかもしれません。
公立高校受験チャンスって一回だったから。
落ちたら私立、が絶望的で本当に不安でした。
地方って本当に公立以外学校じゃねぇみたいな感じです・・・中学の時からずっと。
その点大学入試は、難関私立も結構あるし受けようと思えば何校でも受けられるし、国公立は最低2回は受験チャンスあるし、二次は得意科目だし、『いくらでもあとがある』って感じがしました。
思い出しながら凄く懐かしく書けました。
このシリーズはこれで終わりです。
どんとはれ!!
こんな記事もあるよ
センターだけをやったので特殊テクが身についた
まだまだこれからの一年生編
遊びつつ、じっくり進路について考える時間があった二年生編