ごきげんよう。
桜餅こと、桜田餅子です。
本は紙派、そしてできるだけ残しとく派です。
漫画・本ともに初読は漫画喫茶や図書館。
しばらくたって「もう一度読みたい」と思ったタイミングで購入しています。
大好きな作家さんは面白い事分かりきってるので未読で新刊購入です。
そうして30年かけて出来上がった本棚をさらします。
人ん家の本棚ってワクワクするよね(私だけ?)!
私用の棚卸記事なので誰得?ってかんじですが、「この漫画私も好き!」っていうのがあって、ラインナップに未読本があったら、好きになる可能性が高い・・・と思います。
似たような作風のを揃えがちなので。
逆に「これ好きなら絶対これも好きだよ!」的なのがあったら教えてほしいです。
書き始めたら本棚1区画目だけでめちゃくちゃ長くなりました笑。
ちょっとずつ分けて細々と記事にしていこうと思います。
(またシリーズものを増やしてしまった・・・)
スポンサーリンク
のほほん日常系漫画が好き。
#本棚さらす
— 桜田餅子@はてなブログ (@sakuramoti_28_) 2019年2月19日
このタグ好きすぎて最近人の本棚をめっちゃ眺めているので、私も1日一区画ずつあげていこうかな...!整理がてら。漫画棚その① pic.twitter.com/oxq6HPoaNr
ARIA
ARIA!!すきすき好きすぎる。
アニメも最高(音楽とテンポが良すぎ。アニオリ回も原作並の脚本力)。
でもやっぱり原作最高!
季節の流れが丁寧なこと、ちょっとSFチックなところ、「誰もが絶対に知っているけどじっくりみてこなかった気持ち」をクローズアップして的確に追体験させてくれるところ。癒し、ひたすら癒し。
絵も綺麗で、出てくる人も全員良い人で、最高。
のんびり日常系かと思いきや、最終回まで綺麗に帰結したところも好き。
新しいことが始まって、良い方向に動いてるはずなのに、怖いような気持ち。心を覗かれてるかのように的確に描写してきて。
そんな気持ち、私だけじゃなかったんだ!と思う。
女性が多く出てきて、師匠弟子関係もあるので、コバルト文庫「マリアさまがみてる」シリーズが好きな人は絶ッッッッ対に好き!
イタリアのベネチアが舞台なので、ベネチア好きな人も絶ッッッ対に好き!
今すぐ読んで!
ちなみにアニメは、アマゾンプライムビデオで後日談にあたるオリジナルアニメが今無料配信になってます。雰囲気だけでもわかる!ぜひに!
よつばと!
言わずもがな。子育てしたことないけど、幼児あるあるなんだろうなという描写でいっぱい。
初めて打ち上げ花火を見た時、初めて気球を見た時・・・よつば目線の大コマにいつも泣きそうになってしまう。
そしてよつばが成長するごとに増えてくる、初めてのお祭りにはしゃぐよつば、気球より段ボール滑りに夢中なよつば、寝言をいうよつば、早起きした途端に一日を楽しみ始めるよつば、東京を楽しむよつば・・・・を見る大人目線のコマ!
これにも毎回泣きそうになってしまう。
大人目線描写が最近どんどん増えてきて、うますぎる。うますぎるよあずま先生・・・!
よつばと!は漫画でしかできない表現をしてるとこもすき。家の背景に潜む昨日までの遊びとか、強調したい『目線』をカメラワークで切り取ったりとか、嘘はダメって教えた次の話が大人がつく優しい嘘の話だったりする物語構成とか。
これらアニメでやったら台無しだぜ!!くぅ~っ。
個人的に、3巻くらいから面白くなってきました。まずは3冊読んでほしい。
原画展も最高でした!次、名古屋でやるらしいですよ(2019年8月の情報)
こどものおもちゃ
りぼんの名作。少女漫画でそれやっちゃう?がずらずらと。
学級崩壊、捨て子、傷害事件、心の病気・・・。クソ重そうな題材なのに、明るいからすごい。
紗南ちゃんが、全小学生女子の憧れのような明るくて面白くて可愛い芸能人なのに、自分と同じようなことで悩んでくれて、自分より『ちょっと強く』て乗り越えるから、『私もできるかも』って思わせてくれるのよねぇ・・・!
最終回あたりは、その紗南ちゃんが再起不能なとこまで落ちて落ちて、上がるからのめりこんじゃう。
紗南ちゃんママの「まわりにいい人が集まったっていうあなた自身をもっと信じなさい」って言葉がすべて。
逃げるが恥だが役に立つ
ドラマ視聴前から好きでした。こんなにビッグな作品になるとは・・・。
大学で社会学をかじったので、制度をうまくつかったり、「こんな社会だったら」「こんなサービスがあったら」って思考実験したり家庭内実験したりしてるのが面白く感じるのです。
(似た趣味の方は本棚内「昨日何食べた?」もきっと好きです。40代ゲイの周りで起きる日常問題を描写ベースの料理漫画なので。)
そして逃げ恥はドラマが素晴らしかった!
なんつっても、漫画完全コピーの脚本じゃないのに、漫画が伝えたいことを漫画内の別エピソードを組み合わせて使いながら完全再現したこと!
漫画読者じゃなくて、ドラマ視聴者に正しく伝わるように、ポップに分かりやすく・ドラマ的な見どころも用意しながら組み替えた!野木亜紀子さんてマジ天才。
平匡さんは「初めての彼女が、『イケメンのオレに私はつりあわない』って泣いて去ってしまった。その子はオレを全く見てくれてない。自分のことばっか見てる彼女になにを言えばよかった?」ってイケメン風見さんが吐露するのを聞いてしまい、自分が自分しか見ていなかったこと、みくりさんの勇気を傷つけたことや、みくりがしてくれてきたこと、今みくりが何故出て行ってるのかにやっと初めて気づく・・・!というエピソードがあるんですが。
この一連、漫画には無いエピソードなんですよね。でも、イケメンの悩みや平匡さんの閉じこもり気質は漫画で他エピソードで超語られてきたところであって。これこそが逃げ恥の言いたい事・・・!
マジでドラマでこのエピソード見た時うますぎて震えました。
しかも「自分の殻に閉じこもった殻をたたき続けてくれた」ってことは伏線でずっと残ってて、最終回で閉じこもるみくりを平匡さんがたたき続けてくれて、みくりにかかった「呪い」も解いてくれるという。このへんもドラマオリジナル。
さらにいうと「現代人の色んな個人に無意識にかかった呪いを解く」っていうドラマ特有の裏テーマも、たしかに漫画でもっと伝えたかったところで。
なにより疲れて帰ってきてボーッとドラマを眺めてるような現代人にこそ伝えたいようなことで。ドラマ~~~!!すばらし~~~~!!!!ってなりました。
そんでそんで、星野源の「恋」の歌詞!!
夫婦を超えて、2人を超えて、1人を超える。
仮面夫婦であっさり夫婦のハードルは超えられた。
2人でご飯つくったり、暮らしたり、ハグしたりすることで2人の生活は超えられた。
最後の最後に一番難しいのは、ずっと固執していた自分自身の殻を超えること。
ここをピックアップしたドラマ。
まじで星野源は逃げ恥を正しく理解しすぎである!
歌詞のすべてが!すごい!すごすぎる!
「一人を超えてゆけ」が夫婦と2人を超えた先にくるのは・・・すごすぎる!(語彙力)
その他 ハチクロ、矢沢あい、いぶり暮らし、働きマン
ハチクロは読むと大学時代を思い出して苦しくなる(全然似てる4年間じゃないけど、空気感が大学生でくるしい)。
3月のライオン14巻に、ハチクロメンバーのその後も少し描かれます。ハチクロ好きで3月のライオン未読の方、14巻だけでも。
矢沢あいはやっぱりNANAが一番好きかな。矢沢あい作品の主人公は圧倒的な全能感が好き。
いぶり暮らしは何もおこらないのんびり感が好き。燻製興味なくても興味わく。
働きマンは私に出版社就職への憧れを猛烈に沸かせた作品です。お仕事もの漫画好きです。
ゴリゴリ少女漫画だけど、働きマンが好きなら「さあ秘密をはじめよう」とかの一井かずみさん作品がきっと楽しい。
一井かずみさんのお仕事描写めちゃくちゃ具体的で丁寧で大好き。「早く社会人になりたいな」と思わせてくれた一要因。ゴリゴリ少女漫画だけど・・・。
好きなものについて語るとヲタク特有の早口になって恥ずかしい!
どんとはれ!!
約ネバ、デスノあたりはこちらの第二回編をご覧ください
こんな記事もあるよ
「○○カフェ」は作品内に出てきた食べ物を食べたい派。
キャラ焼き印付きのパンとかでなく・・・っ!
ARIAカフェは見事作品内食べ物ばっかりでサイコーでした。
種村有菜さん大好きですが意外(?)とジャンヌは本棚にありません。
なぜなら脳内で完璧に再現できるから・・・(きもい)。www.clayhand.online
ミステリーもだけど、漫画も見開き大ゴマあるから電子図書では読めないよね。 www.clayhand.online