ごきげんよう。
桜餅こと、桜田餅子(28)です。
先日、結婚して社宅に入ったので人生8回目の引っ越しが完了しました。
疲れた・・・。
毎回、引っ越し直後には「もう二度とするか」と思います。
何度か引っ越しをしているので、引っ越しの相場や限界価格、値切る方法を会得しています。
自己流ですが紹介してみようと思います。
- 一括見積サイトでWEB見積もりをとる
- 3社の来宅見積もり予約をとる
- 1社目の来宅見積もりが来るまでにメールで見積もり1件GET
- 業者のお迎え
- 価格の提示
- リアクション、値下げ交渉
- 値下げ材料となる方法を提示
- 最後のひと押し
- 後処理
- 後日談。この方法が向いている性格。
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一括見積サイトでWEB見積もりをとる
まずお願いしないと話にならない!
ズバット引越し比較とか、引越し侍の予約サービス
等の一括で数社に見積り依頼できるサイトを使って必要事項を入力します。
持っていく家具・家電・必要な段ボールの数など、この段階ではある程度合っていれば適当でOK。
そして・・・最後のGOクリックをした瞬間から電話がかかってきます。
本当、「ポチ・・ッ・・・『プルルルルル』」ってな具合です。
出先の人はマナーモードに。
電話に出られる人はスタンバイを!!
トイレは済ませて!メモ帳用意してからクリック!
3社の来宅見積もり予約をとる
電話がかかってきたら片っ端からとります。
この電話は全て「ぜひお宅の家財の数等見させていただいて、ご提案をしたいのですが」っていう内容です。
早いところだと「これから行けます」って言われます。
OKだったら順次受け入れ。
他の会社とバッティングしないように、1社1時間半くらい取ると良いです。
3社予約を取った時点で、他は「ほかに決めちゃいました」でお断り。
来る時間と会社をメモして見積もりに備えます。
ちなみに、恐ろしいほどかかってくる電話ですが一度取ればその会社からはもうかかってこないです。
逆に言うと出なかったり話し中だと10分間隔で繋がるまで着歴が残り続けます(×1括見積もりの会社数)。
ポチって1時間後に携帯見ると着歴50件とか普通に残っている。
私はこういうものだと思って割り切ってます。。
1社目の来宅見積もりが来るまでにメールで見積もり1件GET
鬼電をしてこない会社もあります。
引っ越しより運送系がメインの、いわゆる「赤帽」さんのような業者です。
だいたい、この手の業者はポチッてから半日程度で入力情報をもとにした見積もりがサラっとメールで送られてきます。
「気になるならお電話ください」で終わり。
お願いしたことないですが、最低限の梱包(引っ越しより運輸というレベル)でただただ運ぶ、そんな感じだと勝手に思っています。
格安です。
引っ越しの細やかなサービスや気遣い無しにしたトラック代&人員時給でかかる最低限の原価はこれなんだ、という情報を自分の中に持っておきます。
ここが値下げ目標ラインです。
業者のお迎え
ファーストインプレッションでロックオン
2名以上で来る業者は値切れる可能性が高いです。
だいたい、一人が見習い中でもう一人が偉いから。
「契約の取り方」を見せたいからか、偉い人がその場の判断でグワッと値下げ提示してきます。
2名で来たら、心の中の本命に!
あとは、イケメンとか。
名刺の肩書きが偉めとか。
「これは!」という業者は「値切るぞー!」と気合をいれます(笑)。
人当たりの良い、和やかな、話しやすい客になります。
愛想のない客はお値引きしてくれません。多分。
※余談だけど、サカイさんはいつもこの挨拶タイミングで米1キロくれる。
嬉しいけど、これから引っ越しなのに米くれても。
少しめんどくさいのは私だけだろうか・・・。
家具の暗唱(厨二風)
一部屋一部屋一緒に回って
「和室からは、座椅子2台、テレビ1台、この机は持っていきません。衣装ケース3台、この扇風機の箱は空です。カラーボックスが1、2、3つ・・・」
てな具合でひたすら持っていく家具家電をご紹介。
敷いているカーペット、蛍光灯、クーラー、壁にぶら下げてる鏡などを忘れがちなので注意。
※余談ですが、この家具読み上げ、引っ越しに慣れすぎて無心で唱えられる。目に入ったものからではなく、部屋をはじからはじまで一方通行で舐めるように唱えると良い。
価格の提示
引っ越し時期と家具家電を入力して、なにやらカチャカチャ計算されます。
その間に、営業動画を見せられたり他の営業から営業を受けたりします。
そこで「これからあと2社見積もりに来るんですよ~」「すぐにでも荷造りしたいので段ボールすぐ欲しいんですよ~」という情報を投下しておきます。
「うち段ボールなら車にあるんで、すぐ渡せますよ~」なんて会話をしながら。
また、普通の営業さんであれば「引っ越し先、僕の地元です!」「あ(本棚みて)、スラムダンク僕も好きです」とかなんとか、客との共通点で親しみを演出してきます。ノッておきます。
そしていよいよ価格が出されます。
どーん!
・・・・多分、事前に得ておいたメールの見積もり額の5倍くらいします(時期によるけど)。
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リアクション、値下げ交渉
「・・・・・はい」と無表情で見てメモをとってると
「いやーぶっちゃけでどうですかね?ご予算とか・・・」などと言ってきます。
そこでにこやかに以下のような会話をします。
「時期が時期なので、これくらいするかなぁとは思ってたけどやっぱり高いですね(笑)。メールだけで見積もりくれた会社があるんですけど、まぁそこはいらっしゃらないので実際どんな感じかはわからないですが、○万円くらいって書いてあったので、ちょっと期待しちゃってました~(笑)」
「○万円!安いですね!それだと多分、保証とかは無いでしょうね~」
「そうですよね~さすがに。まぁ、こちらのお値段を参考に、あと2社来るので、来てもらってからお願いするかどうかお電話します」
「そうですか~わかりました。ちなみに、弊社でももうちょっと頑張れるかなぁと思うんですが、例えば時間を変えたり、他の日付にできたりしますか?ちょっとでもご協力したくて!」
こうなったら、以下の要素を投下します。
値下げ材料となる方法を提示
日付は平日でもよい。安ければ何日でもよい。
引っ越し当日なんて見てるだけなんで、夫婦そろって無くても女一人でも全然大丈夫です。
時間は未定でも良い
だいたい引っ越し前日には「夕方に向かうことになりました!」などと電話もらえるので、実際困ることは何もない。
この時間未定OK、他の人の引っ越し終わり次第で会社的にももったいない部分に入れてもらえるので業者にとっても有り難く、値下げ条件になりやすいです。
洗濯機の取り付けは自分でやる
3000円値下げになりました。ググれば簡単にやれます。
往復しなくても乗り切りでよい
引っ越し先が近かったり、前任地に何回か車で来る予定のある人限定になるかと思いますが・・・。
「トラックに載らなかったものは置いていく」という方法です。
これでトラック1往復分節約できます。
今回桜餅は、営業さんにこれを条件に値下げ提案いただいて承知したのですが、結果ほとんど載りきりました。
これらを小出しにしていくと驚くほど下がっていきます。
トラック予約状況をTELしたり上司に確認TELしたり目の前で四苦八苦してくれます。※上司と来ている場合は、この辺で話が早いのです。
もうすぐ決めそうな客の演技をする
値下げしつつ、「衣装ケースってそのままでいいですか?」とか「段ボールってくれますか?」等と相手アゲな質問をしつつ(こんなのは大抵どの業者でもやってる)、『「あぁ~いいサービスだ~あとは値段だけだな~」と思ってそうな客』になりきります。
相手に「こいつ契約とれるぞ」って思わせつつ、付加サービスをじわじわ乗せていきます(これがメイン)。
最後のひと押し
メール見積もりとほぼ同じ価格まで来た場合
「おぉ~。この価格で、シューズボックスもあって、ハンガーラックもあって、衣装ケースはそのままでよくて、布団もそのままでよくて、段ボール&ガムテープは今日もらえちゃうんですよね~・・・!(納得するふりして付加サービスの言質をとる。これは価格的な値下げではなく梱包手間的なコストカットを図っているのである!)決め・・ちゃおうかな!」
「ありがとうございますっっっ」
~格安引越成立~
メール見積もり額まで来なかった場合
「おぉ~こんなに安く!ありがとうございます。ほかの2社に来てもらってから決めますね!御社が有力候補です!!」
「・・・・。ちなみにですね、もう今即決するとしたら・・・どれくらいのお値段ですかねぇ~」
「え~(笑)。他の会社に来てもらえないと、何とも言えないですが・・・やっぱり即決ってなっちゃうと○万円(WEB見積もり価格)ですかね!まぁさすがにそれは無理だと思うので、やっぱり他の会社次第ですね」
「そうですか・・・じゃあ!もう、○万円にします!!特別です!桜餅さんが○○町の仲間になりますし!スラムダンク好きのよしみで!こんなこと普通ないんですが!!!」
「ほんとですか!?やったー!」
~格安引越成立~
どうやってもこれ以上安くならなかったら、大人しく値切りまくった価格を盾に、次に来る業者を迎えて相見積もりです。
当然、競合他社が提示した価格からのスタートですので、2社目にはメール見積もり額まで落とせます。
後処理
梱包資材もらう
契約成立したら最後に段ボールがもらえるので、きちんと足りる数か確かめてもらってください。
段ボールは意外と要ります。あと、畳んであると結構枚数があるように見えちゃうのでしっかり数えて!
ここで帰しちゃうと「契約取った、もう用済み客」としてその後は冷たくあしらわれがちなので優しくされたければ当日中に要望は全て叶えてもらう!
ガムテープももらえる時は2巻もらえると安心!すぐなくなる!
見積もり予約していた業者に電話
他に決めましたとお断り電話をいれます。
「残念です」とか「準備してたのに」とか言われますが、普通によくあることなので罪悪感を感じなくて大丈夫です。
”ちなみにいくらでした?”と聞かれるので正直に答えます。
一括見積サイト経由のTELをさばく
数日したら、もしかしたらウォーターサーバーやネット回線の勧誘TELが入るかもです。
一括見積サイトから電話番号がとられてるのでしょうがないですね。
今後一切使う予定はないといってさばきます。
こういうの来るからめんどくさいですが、やっぱり一気に見積もり依頼できるメリットには適わないな~と思ってしまう派です。。
・・・というわけで私は、結構な確率で最初にTELがきて一番早い時間に来宅した業者に決めちゃうケースが多いです。(だから我先にと鬼電するんだろうな)
あとはイケメンとか。イケメンとか。話しやすいとか。
優しそうな営業さんより、「契約!とるぞ!」ってギラギラした営業さんの方が個人的に値切りやすいです。
後日談。この方法が向いている性格。
今回紹介した方法は以下のような方に向いてるかと思います。
・見積もりに時間が取れる
・引っ越しも時間が取れる
・引っ越し日に自由がきく
・・・つまり子供が就学前or子供がいない専業主婦や学生さんであろうか。。
そして性格面で以下も。
・電話営業されるのに抵抗がない
・値切るのに抵抗がない
・自分も営業である
夫は一連の事後報告を受けて
「そんなに電話かかってきたの!?大丈夫なの?」
「そんなに相見積もりとる必要なくない!?」
「そんな安くてちゃんとやってくれるの?」
「利益全然ないんじゃないの?トラック代とバイト代で終わるじゃん」
「そんなに値切ったら申し訳ないよ」
等と言っていました。
典型的な東北人です。
それを聞いて、あぁこれは私だけの私なりの方法なんだなー・・・と思った次第です。
どこか参考になる事があれば幸いです!
どんとはれ!!
☆参考記事☆
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