ごきげんよう。
桜餅こと、桜田餅子です。
休日、家に引きこもると絶対にグダグダになって一日を無駄に終えてしまう我ら夫婦。
退廃を脱するために外出しても、行先はホームセンターやラーメン屋など・・・。
お洒落なカフェやレストランなんかとは縁のない所帯じみた生活を送っています。
お洒落空間を愛でたり、まったり流れる時間をウットリ享受したり、沈黙を楽しんだりとか全くできない私達。
どう見てもホットケーキに見える「パンケーキ」を一瞬で食べ終わって、香りが良い(らしい)コーヒーを水分として摂取し、ただただ「食事」をして店を後にしてしまう私達。
静かな時間を買う概念を掴めていない夫婦なので、もう諦めています。
どうしてもカフェに行く時は喋りの「議題」を持っていくことに決めているのです。
そんな私達がお洒落なカフェに通った日々の話。
「議題」が大量にあって、カフェに行くきっかけに事欠かなかった日々の話。
幸せで楽しい準備期間のお話から。
新婚旅行記はじまりはじまり。
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カフェに通った準備期間
新婚旅行はイタリアに行く。これは随分前から決まっていました。
世界遺産・食・お買い物のバランスが良く、4都市くらい一気に回れる、ベタな国。
▼団体ツアーに申し込みました。
1カ月ほど前になると、旅行会社から行程表や準備ポイントのプリントなんかが大量に届きます。
ある休日。
「ついにホテル詳細が送られてきました」
「ハイッ」
「今日の目標はホテルのスペックと周辺環境の下調べです」
「ハイッ!」
また別のある日。
「今回はかねてより意見がまとまらなかった6日目の自由行動の内容をついに決めてしまいます」
「ついに・・・!!ハイッ!」
シャレオツカフェに通う大義名分を得て、喜び勇んでお出かけです。
カフェに求めた条件は以下の通り。
・机が広い
・ある程度長居ができる
・ドリンクが高すぎない
・うるさすぎず静かすぎない
・椅子が固くない
・・・ファミレスでよくね?とも思いますが、あくまでカフェに通いました。
だって新婚旅行の話し合いだから!!!お洒落に!優雅に!
さらにいうと、家でよくね?とも思いますが、「話すことしかやることない」空間に行くことこそが大事なのです。
家に居るとテレビ見たりして話題が違うところに行っちゃうから!!!
ノートを広げて、付箋を準備して、ガイドブックを並べて、携帯片手に止まらないお喋り。
毎週色んなカフェに行って話を進めるのはとても楽しい期間でした。
↑現在の休日の朝。半分寝ながら会話。よくみられる光景。
買った情報誌は3冊。
初めてのイタリア。下調べは十分に行いました。
買ったガイドブックと、使い方をここで公開。
1.まっぷるイタリアmini
ところで超類似本として「るるぶ」がありますが、
(るるぶがまっぷるに似たのかまっぷるがるるぶに似たのかは知らんけど)
これは好みで選べとしか言いようがない。
どっちでも載ってることは大体一緒。
強いて言えば、るるぶはJTBパブリッシング出版なので、旅行情報や広く浅い観光情報が多めなのが魅力。
JTBのツアーを使う場合、行程が本とリンクして分かりやすいのかも。
JTBのオプショナルツアーの紹介もあるよ!
ですがうちには地理ヲタの柏餅君がいる・・・!
地理ヲタの本棚に並ぶ地図は昭文社で揃えられているのである!!
よって昭文社のまっぷるを選ぶのは必然だった!!
理由はそれだけだ!!!
まっぷるには無料で使える電子書籍(地図アプリ)が付いてくるとかも超メリットだけど、私たちの決め手はそこではなかったのでした。
(今初めて開けた)
まっぷるの使い方は主に2つ。
①基本の情報収集
メインの観光スポット、絶対に外せない食事。
押さえなくてはいけない最低限のマナー。
地味に便利だったのがトラベルカレンダー。
該当月の行事や気温が分かる表です。
お店のお休みの日を確認したり、持っていく服装の参考になりました。
②取り外せる地図に書き込み
各ガイドブックで見つけた行きたい店を地図で探してマーカー。
使うであろう駅もマーカー。
泊まるホテルも書き込む。
他ガイドブックで見つけた店も無かったら書き込む。
旅の全ての指針となる、オリジナルマップの完成です。
軽くて小さくて持ち運びに便利!
なお、この時に同時にグーグルマップにもピン留めしておくと良いです!
地図だけだと現地で方向感覚を失った時に詰みますが、グーグルマップはGPSで進行方向が分かるので。
一度読み込んでおくとWi-Fi環境が無くても参照できます。
これで迷子危機から何度も脱せられました。
2.ララチッタ
なんだかんだJTBパブリッシングからも1冊購入。
るるぶとは志向を変えて「大人の女子旅」をコンセプトとしています。
①郊外スポットの下調べに。
まっぷるはメイン都市の解説ですが、こちらは「少し足をのばした観光地」についても詳しいです。さすが旅行会社。
ヴェローナ、ピサ、ナポリ、アマルフィ等などもバッチリ載っている!
意外と、探さないとこの辺が載ってるガイドブックはありませんでした。
②おしゃれなお店やお土産の下調べ
この本のキャッチは「大人カワイイ女子旅案内」。
かわいいカフェ、レストラン、ショッピング情報が豊富です。
見てるだけでテンション上がる~!
3.ハレ旅
朝日新聞出版さんの「ハレ旅」。
スーツケースと手書きイラストが可愛い表紙。
①読み物として
ここまでくるともはやガイドブックというより情報誌。
観光関係なく知識を深めるための読み物扱いとして購入しました。
イタリアの歴史、絵画の解説、キリスト教の内容なんかが可愛いイラストとともに紹介されていてとても読みやすいです!
「旅の事件簿」や「イタリア最新情報」なんていうコラム的ページも笑えて読めて楽しい。
持ち物リストにさりげなく「ハレ旅」をいれてるところも、好きです。けなげ。
そして謎のヘタウマ漫画・・・!これを読めただけで、ハレ旅買って良かった。
ところどころ挟み込まれる、「タビくん」「ハレくん」という謎の生物が旅するユル~~イ漫画(全5話)。ひたすらかわいい。
②付属のイタリア語ガイド&グルメカタログ
必要最低限のイタリア語が載っている別冊冊子。
イタリア語はこれだけで十分でした!
そして使えたのがグルメカタログ。
メニューの解読に使うのはもちろん、注文時に写真を指差せば正確に伝わる!
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準備万端・・・?
イタリアの勉強もして、ホテルの下調べもして、持ち物リストをつくって。
行きたいところリスト作って、地図に書き込んで、グーグルマップにピン留めして。
さぁ準備はOK!と思いきや、最大の議題が残っていました。
旅行記②に続く。
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