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【保育士試験実技】言語「おむすびころりん」のオリジナル台本(シナリオ)全文と4つの注意点。

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ごきげんよう。

桜餅こと、桜田餅子です。

 

長く取り組んでる保育士試験。

筆記3回も受けてやっと実技試験に進むことができました~!

試験の体験記はまた別記事に書くとして、今回は実技試験のひとつ「言語」の話です。

気を付けたことや、記事の最後には実際に作った台本を全公開しています。

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言語の試験の内容は?

私はオノマトペが面白くて表現しやすいかな~3分に収めやすそうかな~という理由で「おむすびころりん」を選びました。

これを3歳児15人に向けて(居ると想定して。本番は椅子に子供の絵が貼られて置いてありました)、体一つでお話しします(台本は勿論、絵本や人形の使用も禁止)。

試験要綱にはご丁寧に「適切な身振り手振りを加えて」と書いてあります。

素話って身振り手振りはしないのが原則だと思ってたんですが、やはり数年前から「身振り手振りを交えて話す」という試験要綱に変わったそうです。

評価しづらかったのかな?

 考えた事・気を付けた事

①お爺さんは何故こんなに良い目にあっているのか?

このツイートが全てなんですけど・・・。

読み込めば読み込むほど、何故このお爺さんが良い目に合うのか不明!

偶然おむすびを落としたらネズミが喜んで、小判をくれる・・・。

ただのラッキーなお話です。

 

よく調べると、隣の欲張り爺さんを巡って徳を積むシーンがあるフルバージョンも存在するようなのですが、そんなシーンをいれたら3分内に収まりません。

(まぁ・・・3歳だしね、おむすびがころりんして楽しい、だけでいいのかな)

と自分を無理に納得させて練習していたのですが、ある日ビビビと気付きました!

 

お爺さんは自分のおむすびが勿体なくないのか!?

全部落としたら自分のランチ無くなるけど!?!?

・・・あぁ・・・これがお爺さんの徳なのか・・・!!

 

というわけで、それまでは『ネズミが歌や踊りを披露してくれて楽しいな♪ワクワクするな♪』ということを重視した台本だったのですが、爺の❝自発的な❞おむすび落としに割と比重を置くように変更しました。自己満足だけどね・・・。

②身振り手振りを交えるシーンを意図的につくる

わざわざ身振り手振りしろと言われてるので、全く不動で話すのはおかしい。

なんとなくではなく、強制的に身振り手振りできる部分を意図的に作りました。

具体的には、オノマトペがある部分や、動きがある部分です。

あと、(この言葉分かるかな?)(今言ってる意味をちゃんとイメージできるかな?)と不安に思うところは、補足的に動きで説明する感じにしました。

 

③自分が「語り部」になる部分と「お爺さん」になる部分をしっかり分ける

身振り手振りを意識しすぎると、一体今誰が何をしているのか分かり辛くなるなーと感じました。例えば、

「おじいさんが、おむすびを取り出した時、手をすべらせて、おむすびがころりーんころりーんと落ちてしまいました」

という語り部パートで、おむすびを取り出す振りや、手をすべらせる真似や、ころころ転がるおむすびの真似とかすると、一体お前は誰やねん、爺?おむすび?という感じになり混乱させると思いました・・・。

なので、基本的に語り部パートでは身振り手振りはいれませんでした。

 

④子供たちがいる事をちゃんと意識する

言語のテストは、お話しを3分間暗記して話せるか?というテストではなく、子供に対して保育士らしい対応ができるか?という演技テストです。

なので、子供たちに聞かせているんだ!ということを意識的に表現しました。

皆で言ってみるフレーズを作ってみるなど。

また、おむすびころりんには可愛いネズミたちが出てくるので、ネズミを子供たちに見立てるような雰囲気を随所にいれて没入感を演出してみました。

 

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実際の台本はこちら!(注釈つき)

ネットに転がってる、実際に試験を受けた方の3分台本を印刷し、書き込んだり書き換えたりしているうちに、結構オリジナルな感じに出来上がりました。

注意したことと合わせて公開してみます。

 

急いで喋って3分10秒、普通に話すと4分くらいの台本です。本番は緊張して早口になるというアドバイスを目にしたので、これで完成版としました。

 

***

 

いまから、「おむすびころりん」、というお話しをします。

※唐突に「おむすびころりん」!と宣言せずに、本物の保育士と同じように。

 

むかしむかし、あるところに、お爺さんとお婆さんがいました。

お爺さんは働き者で、山で、木を切る仕事をしていました。

※きこりはほぼ死語なので変えた。あと職業:芝刈りにしないのは後述の身振り手振りパートを加えるため

 

今日もお爺さんは、お婆さんが作ってくれた、美味しいおむすび弁当を持って、山へ出かけて行きました。

 

キコキコ、パタン。ギコギコ、バタン。

※渾身の身振り手振りパート!全力でエアーきこりです。細い木と太い木の差を出して面白み(?)をプラス。

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お昼になりました。

 

「さあて、婆さんの作ってくれたおむすび弁当を食べるとするかのぉ」

※低い声で、ゆっくりと、爺さんになりきる!言いながら、おむすびを取り出す振りつき。

 

お爺さんがおむすびを取り出した、その時です。

「あぁ!!」(両手をパッと開いて何かを落とした感じ)

お爺さんは、手を滑らせて、おむすびを落としてしまいました。

おむすびは坂をころりーんころりーんと転がっていきます。

 

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「まてまて~わしのおむすび~」(両手を前に出して、体を左右に揺らすと、座りながら進んでる感じがでる!とっておきの身振り手振りポイントである!!)

※しかし、このおむすびを追いかけるシーンを本番はまるっと飛ばしてしまった。悲。

 

おじいさんは、慌てて追いかけましたが、おむすびはころりーんころりーんと転がっていき、地面に空いていた大きな穴(両手で丸をつくる)に落ちてしまいました。

 

「あぁぁ・・・わしのおむすびが・・・」(低い声で全力で嘆く。穴を覗いてる振り。これもとっておきのこだわりポイントである!子供たち側から見ると、穴からお爺さんを見上げてるビュー。)

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おじいさんが残念がっていると・・・

 

「おむすびころりんすっとんとん♪」(高い声で、可愛く)

と、なにやら可愛い歌が聞こえてきました。

 

おじいさんは嬉しくなって、持っていたおむすびを、もうひとつ!穴にいれてみました。(ぽーいってやる)

すると・・・

「おむすびころりんすっとんとん♪もひとつころりんすっとんとん♪」

(片手を耳にあてて聞いてるアクションをしながら。この時、3歳の子15人もさぁ一緒に!という感じで、目配せをして、一緒に言ってみよ~的なかんじで、うなづきながらリズムをとって言う。子供たちを意識してるというアピールのつもり・・・)

 

と、また可愛い歌が聞こえてきました!

おじいさんは、もっともっと嬉しくなって、持っていたおむすびをぜーんぶ穴にいれてみました。(ぽいぽいぽいぽいってやる)

すると・・・

「おむすびころりんすっとんとん♪たくさんころりんすっとんとん♪」

(両手を耳にあてながら言う。前のフレーズ同様、みんなで合わせて言う感じで)

 

おじいさんが可愛らしい歌に耳をすませていると・・・

「あれまっ!」

ごろごろごろ・・・ドーン!!!(なんか落ちてく感じで適当に動く)

※私はこのごろごろごろ・・・というフレーズを本番、なぜかドロドロドロ・・・と言ってしまい、「ドロドロドロ・・・(あっやべっ);ゴロゴロゴロ・・・どーん!」と途中で方向転換!!めちゃくちゃ怪談めいた深ーい長ーい穴に爺を落としてしまいました。大事故。爺さん無事?

 

なんと今度は、お爺さんまで、穴に落ちてしまいました。(笑いながら言う)

 

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「あいたたた・・・・・おやぁ?」

※目をつぶって、おしりをさすって、「おやぁ?」で目を開ける。初めて気づいたようにきょろきょろ児童を見渡す。児童=ねずみのような感じで。

 

なんとそこには、可愛らしいネズミたちがいたのです!!

 

お爺さんとネズミたちは、一緒に歌ったり、踊ったり、おむすびを食べたりして、楽しい時間を過ごしました。

 

※一般的にはネズミが歌を披露して唐突な餅つきを披露するんだけど、お礼はこのあとあげるしな、、、と考えて単純に一緒に楽しい時間を過ごすことにしました。また、私だったら話を聞いてて(お爺さんまだ何も食べてないけどお腹空いてないのかな?)と気になって集中できないので、お爺さんにここで食事をとらせました。笑

 

「おじいさん!今日は美味しいおむすびと、楽しい時間をどうもありがとう!!これは、僕たちからの、お礼です!」(高く可愛い声で。両手をさしだしながら。)

 

ねずみたちはお爺さんに小さな箱を手渡しました。

※大きいつづらと小さいつづらを選ばせて、爺さんの謙虚さを表すようなフルバージョンもありますが、当然ながら3分に入らないので全カット。強制的に小さい箱を渡しました。また、「つづら」ももはや死語なので箱に変更。

 

お爺さんが家に帰って、お婆さんと一緒に箱を開けてみると・・・中にはキラキラした宝物がたくさん入っていましたとさ。

※小判とか絶対3歳児分かんないだろと思って宝物に変更しました。

 

お爺さんと、お婆さんはいつまでもいつまでも幸せに暮らしましたとさ。

※明らかに早口で進み過ぎた!という場合は、ひとつ前のフレーズを「たくさん入っていました」で終わらせ、この上述のフレーズをゆっくり言って時間調整するつもりで用意していました。本番は使いませんでした。

 

おしまい♪

 

***

 

本番は3秒ほど残して終了しました。

句読点がやたら細かい気がしますが、児童を3ブロックに分け、句読点ごとに視線を送るブロックを変えていくと視線忙しくなく全体に話してる感が出る・・・と思います。句読点で息継ぎです。3歳なので、かな~りゆっくり喋ります。

 

最後に:私の使う人は(いないと思うけど)あくまでたたき台に!

  公開した後になんですが、余裕があったら台本を自分で作ってみる事をオススメします。

いろんなバージョンの話を調べて読んでみることで、「何を伝えたいか」が自分の中で明確になってくるし、「3歳に伝わる表現はどうしたらいいかな」と考えてみる事、それこそが保育士の勉強になるからです。

実際、台本づくりは保育士を疑似体験してるようで楽しかった!!

 

あと、自分で台本を作ると一文一文にこだわりが詰まるので自然と覚えられ、暗記に困りません。本番飛んでしまっても、お話がしっかり自分の中に染みこんでいれば、即興で普通に話せると思います!

 

あくまで一例、ということで今後受験されるどなたかの参考になれば幸いです。

どんとはれ!

 

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