ごきげんよう。
桜餅こと、桜田餅子(28)です。
石川県新小松でアナログカラーがめちゃくちゃ綺麗な漫画家、種村有菜さんの原画展をやってるよ~という記事を先日UPしました。
こちらの原画展、大阪や池袋でも行われていたことがあって。
少し前になりますが池袋のに行ってきたのでレポートがてらまとめようと思います!
ものすごい量なので、特にスゴイ!と思ったのを中心に。
種村有菜さん、普通に絵自体も華やかで綺麗なんだけど、
個人的に思うすごいところは
「道具の使い方」がすごい!
❝出したい表現❞をなにがなんでも表現するために
絵具や画材や筆やマスキングや・・・色々なものを組み合わせ
奇想天外(素人にはこう見える)な方法を編み出して
見事に表現してきます!
なんかもう、こういうのは絵の才能とはベツモノのような気がします。
発想力というか工夫力というか・・・
道具の使い方に関して、頭が良い!!
(悲しいほどに単純な言い回ししかでてこない)
まぁ見てもらった方が早いので、どうぞ。
原画展行く人でネタバレ嫌な人は読まないでくださいね~;
写真が下手すぎてすみません。
あと本シリーズでは私のみすぼらしい挿絵はお目汚しになるので控えます。
入口。平日昼間でやや混みでした。
入口から早々にバシャバシャ写真を撮る桜餅・・・。
客層としては、同世代だなぁというアラサー女子ソロが最も多く。
ファン+お友達という女性ペアが次に多く。
デザイン系の学生っぽい若い男の子や、アラサーよりは上かな?と思われる女性や・・・純粋に「原画がすごいと聞いてきた」というような絵描きっぽい?人もちらほら。
推奨順路はありますが、行ったり来たりできるので混んでる絵は後回しにしたりと自由にゆっくり見れました。
はい!みます!見させていただきます!!
最初の原画展で書き下ろされた、ヒロイン大集合の絵もきてました。
ぐるっとグラデーションに着色されたそう。
美しい・・・。
繰り返しますが、すべてアナログですよ。
イ・オ・ン
初連載作品!りぼん初連載は大体3話くらいなのに、大評判で異例の全6話で終了するという偉業を成し遂げた作品。
髪の毛の書き方が初期っぽい!
有菜っちの、この、植物や果物類の書き方が大好き。
葉っぱへの光の当たり方がすごくみずみずしくて。
お花の顔がピンッとしてて。
神風怪盗ジャンヌ①(重くなるので数回に分けます)
キタァァァァ!ジャンヌ!まろん!言わずもがな代表作。
第一話扉絵。こんな新人出てきたら絶対騒然となるよね。
(桜餅はりぼん買ってもらったの小3からなので、この第一話ショックを本誌で体験していないのです)
扉絵だけで、乙女の憧れがギュッと詰まってて、「面白そうな漫画が始まった!」ってすごーくワクワクする。
月に近づくとなんかぼこぼこしている・・・・。
同じような手法の絵がありました・・・のですが、まさかの俯瞰撮影していない大失態。
手元の図録から拾います・・・。
原画にめちゃくちゃ近づいて見てみます。
なんか・・・!
5ミリくらい背景が盛り上がっています!!
「モデリングペースト」っていうらしいです!
塗り壁っぽくて、リアルな場所に漫画の人物がいるような効果がでてる。
多分、似た感じの壁の写真の上に書いても、この絵みたいにならないんだろうな。
原画でしか分からない事実。
うわーこちらも綺麗。この構図好きだなー。解説を読もう。
ん?何言ってるの?
スプレーをふき?パステルを塗り?消しゴムで線を消す???
?
ココ!!この表現のことを言っているようです!
すげぇ!
だからアナログなのに手が透けてるんだ!
消しゴムのラインも幻想的。
あら、かわいらしい。
配色と背景のデザインがどこかレトロな感じ。
んなっっ!!?なる・・・ほど!!
よく見たらたしかに後ろのストライプお洒落にはがれている!
有菜っちのカラートーン芸はジャンヌの頃からすごいですが、「猫と私の金曜日」の頃に最高潮を迎えますのでお楽しみに。
写真ばかりで重くなってきたのでこの辺で第一回を終えます。
これ、全何回になるんだろう・・・(笑)
終わるかな。。
原画展気になってきた方、現在の開催情報はこちら から。
名古屋でやってます!
www.clayhand.online
レポ続きはこちら
もっといろんな絵をよく見たい!という方。
図録はこちら。現地価格の約4倍ですが(笑)。
原画展にある全ての絵が解説とともに載っていて、
使用画材は巻末にまとまっている神仕様です。
※残り僅かなので売り切れる可能性高いですー!
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どんとはれ!