世界はこんな色をしてたのか。

転妻アラサー専業主婦が日々を面白がる。結婚3年目。

2019年読んで良かった本5冊【早朝始発/サバティカル/蜜蜂と遠雷/筋トレ本/森博嗣】

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ごきげんよう。

桜餅こと、桜田餅子です。

 

昨年も沢山本を読みました。

私の本を読むペースは、大体一週間3冊くらいです。

2019年に読んで良かった本を厳選しました!

あくまで私が読んだタイミングなので、イマサラ!?ってやつも混ざってますが・・・。

久しぶりの読書記録です。

 

1 早朝始発の殺風景

青崎有吾さん好きなんですよ・・・。

数人いる、「既刊全部読んでて新刊即買い作家」の一人です。

 

本格ミステリーを書いている青崎有吾さんの「日常系謎の短編集」って絶対に読まなきゃいけないやつ!

キュンとして、切なくて、モヤモヤして、もどかしくて、怖くて、不安で、でも楽しくて・・・そんな群像劇なのに、ミステリー。

そして密室モノなのです。

なんの密室かというと青春という名の密室!!エモ!!たまらん!!

「青春は気まずさでできた密室だ」というキャッチフレーズが、もうゾクッときます。訳わかんないけど、分かる!!

青春時代は自由でどこにでも行けたけど、確かに閉じ込められてた。

一遍一遍、場面転換無しのワンシチュエーションというところもポイントです。

 

青崎有吾さん好きすぎて、講演を聞けるとある機会があって超メモとりながら聞いてきたんですけど。その時にエピローグをつけたのは編集さんのアイディアと聞いてびびりました。

ご本人、「あれ・・・要ります?」って言ってたんですけど、要ります要ります!!

エピローグに、今まで出てきた人物がちょっとずつ登場するので、彼らがこの本に閉じ込められた感じがして、青春がギュッと詰まって永遠に出てこれない・・・なんだかそんな風にも感じられるんです。超好き!!

・・・とサインを貰う時に言えばよかった。

顔だけアワアワうるさくて、声は一言もでなかったヲタクです。

2 サバティカル

中村航さんも既刊全部読んでる系作家です。

今まで発行された小説、主人公の属性(大学生、就職3年目、予備校職員とかとか)が読む時々で丁度自分にぴったりで、かなり没入してしまう。

新刊のこちらは「転職のために半年近くの休職期間の物語」。

これもなんだか今の私に近い!!次の場所への準備期間。休んで助走を取る時間。

 

主人公の男性は、しっかりアプリを使ってやることリストを作って管理しているのが楽しい。実在するアプリかな?

「やらなきゃいけないこと」を一度「行動中」にドラックするのがポイントな気がするね・・・!

 

期間中に出会った人達と少しずつ距離を詰めて、ある女性とも仲良くなって、これはどうにかなるかんじ?と思うんだけど、主人公にはある事情があって・・・という展開。

いやぁ正直・・・この展開いるか!?と思ってしまったよ。

これを書きたかったから逆算して作った物語だったのかーと思って、こういうのは嫌いじゃないんだけど・・・うー・・最後の帰結の仕方が。。

分からない、私はこの主人公の属性を持っていないし、周りにもいないから分からないんだけど。

『この主人公と同じ人』が読んだらどう思うんだろう。単純に、このラスト、あり得ることですか!?!?あり得る!?それ!!そうならないから、そうなんじゃないの!?

・・・・。

読んでいないと全く分からないレビューを書いてしまった。

けど物語全体の空気感や文章のリズムは相変わらず大好きで、やっぱり何度も読んでしまう作家さんです。出てくる人皆どこにでもいそうで、きちんとまっとうで、ユニークで。たまらなく好き。

 

ネタバレを極力さけたレビューを書いたんだけど、今商品画像リンク貼ってみたら・・・帯でめっちゃネタバレしてるじゃん!!いいのか!?これで!

 

3 蜜蜂と遠雷

一気読み!

すごいボリュームだけど、全くボリュームを感じなかった。

本当に、文章から音が鳴ってる。

 

吹奏楽をやってるとき、演奏中って一瞬だけど凄く色んなことを考えるんですよね。演奏しながら自分なりの真理に到達するような感覚がすることもあって。その感じをすごくリアルに思い出しました。

映画も小説のエッセンスをギュッと詰め込みつつ、違う表現でしっかり2時間に収めてて。特に亜矢の葛藤をああやって表現したのは個人的に超良かったです!ていうか私は松岡茉優が異常に好きだ!!

 

あと、とても有能なステマネ(ステージマネージャー。舞台袖でタイムキープしたり裏の人全部を監督する人)さんが作中にちょいちょい出てくるんですけど、映画でしっかり出てきて表現されてて感動した!この一見チョイ役のチョイシーンに尺をとってくれているなんて!!理解度ぱねぇ~!

キャストも、それぞれのピアニストも、ぴったりすぎた!!理解度ぱねぇ~!

個人的にブルゾンちえみが意外とマッチしていて良かった。

4 はじめてのやせ筋トレ

唐突な実用書!

本屋でパラパラ見て、良さそうだったので購入しました。

なにより簡単!

効果が分かりやすい!!

どこに効かせたいかでメニュー選択できる!!

筋トレ豆知識やコツなどもイラスト入りで書いてあり、非常に説得力があります。

 

筋トレって、ガチな感じを想像してたけど隙間時間にサクッと出来て効果が表れやすいんだなぁと感じました。かなり気軽なイメージにさせてくれた一冊です。 

youtubeで筋トレ動画やヨガ、ストレッチなどを見ながらやることもあるのですけど・・・。

個人的には、目の前に手順が書いた紙(本)が置いてあって、自分のペースで確認して、自分のペースでポーズをとっていく。というやり方の方が断然合っています。

動画だとペースが早かったり、変なところで遅く感じたり、(あ、まだ数回いけそう)とか(もうちょっと伸ばしたいな)って時にどんどん先に進んじゃうから上手く使いこなせません。。

・・・といった自分の特性にも気付かせてくれた本でした。

これきっかけにヨガやストレッチ系でも1冊分かりやすいやつが欲しいな~と考えてます。

5 森博嗣ミステリ

急な旧作!!

森博嗣さんって「すべてがFになる」だけ読みました、って人多くないですか?違う?私も以前にすべFになるだけ読んで満足してたクチです。

ですが昨年、すべFから始まるシリーズ(S&Mシリーズ。すべF含め10作がシリーズです)読んでみようかな~とふと思い、読み始めたら。

まぁ!面白い事!!

トリックも面白いし、登場人物の掛け合いや思想も興味深い。

そしてネットやVR等が沢山出てくる今風の世界観・・・・・発刊1996年とかですけど?は??頭どうなってんの???

最初はミステリーだから犯人とトリックを見破らなくては、と躍起になっていたんですけど、段々と『森博嗣はトリックを書いているのではない』ということが理解できました。ミステリのようでミステリじゃない。なんだろう。物語?哲学書?

一発では作品が言いたいことのすべてを捉えられなくて。読めば読むほど新たな理解が進んでいくので『ミステリだけど手元に置いて何度でも読みたい本』になりました。

ミステリ系は一度読んだら基本読み返さない派

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そしてそこまで精密ながらタッチや世界観はすごく写実的というか漫画的で、情景が浮かびやすい文章。

ラノベではないけどそれくらいの読みやすさ(≠理解しやすさ)なのです・・・。トリックが気になるし、ちゃんと読みたいのに人物が魅力的すぎてキャラ読みしそうになってすごく危ない。

謎解きより犀川先生の話をもっと聞きたい。萌絵との進展具合を早く知りたい。

危ない・・・。

 

ということで、昨年は超今更ながら森博嗣さんにハマった1年でした。

しかも、書くのものすごく速い!!すごい刊行ペース。

リアルに追ってたとしても追い切れてなかった自信がある。

まだ読んでない作品が100はあるんじゃなかろうか?

なんというシアワセ・・・。

なるほどこれが森ミステリ沼・・・。

同じように「すべFだけ読みました勢」にはとりあえずS&Mシリーズ5作目、『封印再度~who in side?~』(な・・・なんてお洒落なタイトルなんだろう。震える。)までは読むことを超薦めます。きっと止まらなくなります。

2020年も沢山読みたい!

他にも色々と楽しい読書体験をさせてくれた本があったのですが・・・。

厳選に厳選をかさねて5冊に絞ってみました(森博嗣で1冊換算している狡さは見逃してください)。

 

今年も沢山読むぞー!

気になってる作品が既にたくさんあって幸せです。

本屋大賞ノミネート作品も昨日決まりましたね!時間足りないー!!

 

どんとはれ!!

読書関係の記事

これを読んだのも昨年だ!?ファミリーデイズめっちゃいいです。

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吉本ばななさん超読み返してます

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家族のお話、大好物

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